山トイレ注意看板取付

 大雪山国立公園にある避難小屋トイレ4箇所(白雲岳、ヒサゴ沼、忠別岳、カミホロカメットク)について、便層にゴミを捨てないように注意喚起する看板を取付ました。
 トイレのドア(外側)とトイレの中に掲示し、内容は下記のとおりです。
 きっかけは、平成13年に北海道でヒサゴ沼避難小屋トイレの屎尿をヘリで搬出した時の便層内の写真です。ゴミはティッシュの袋、生理用品などが主ですが、今回はその他に使用済みトイレットペーパー(トイレ紙)も持ち帰ることを呼びかけています。
 便層のゴミを減らすことで汲み取り期間が延び、経費の節減が図れます。最初はなかなか勇気のいることですが、ご協力を切にお願いいたします。山でトイレに行く時は、必ずトイレ紙を持ち帰るポリ袋を持参することを習慣付けましょう!


登山者の皆様へのお願い

・便槽内にゴミを一切投げ入れないで下さい
・使用済みのトイレ紙は、お持ち帰り下さい

お願いする理由

・トイレ便槽内容物は、数年に一度、ポンプ等で吸い上げ、ヘリで搬送し下界のし尿処理場で処理しています。ゴミの投入により作業が非常に困難でした。
・また、使用済みの紙の持ち帰りは、内容物の減少となり、トイレ使用期間を延ばすことの手助けとなります。

北海道環境生活部環境局自然環境課
 山のトイレを考える会


白雲岳避難小屋注意看板取付(19年7月14日~15日)

ヒサゴ沼避難小屋注意看板取付(19年7月14日~15日)

忠別岳避難小屋注意看板取付(19年7月15日~16日)

カミホロカメットク避難小屋注意看板取付(19年7月14日)


注意看板取付時に登山者にアンケート調査しました。その結果は次のとおりです。