2013山のトイレデー活動(活動概要・感想など)

山域山名実施場所活動概要感想・特記事項など
道央
手稲山平和の滝コース
皆さん好意的に受け取ってくれました。受け取り不可は約1名だけでした。
室蘭岳白鳥ヒュッテ登山口朝6時から配布を始めて10時45分に終了。 改めて室蘭岳の登山者の数には驚きました。
室蘭岳南尾根コース樽前山で実施予定が豪雨のため、室蘭岳に転進。午後からの活動となり、殆どの登山者は、午前に下山。登山口に旗を立てて出発。登山者は少なかったが、ももんが倶楽部の自然体験グループに配布。山ガールにも配布できてよかった。 白鳥ヒュッテの管理人さんの話では、室蘭岳は年間2万人近く登ると言う。ゴミを捨てる人は相変わらずだが、拾う人も多いので、落ちているゴミは殆ど無いとのことだった。
徳舜瞥山日鉄鉱山跡コース登山口駐車場は満杯。登山口に旗を立てて10時過ぎに出発。下山者に配布してマナーを呼びかける。山頂でも配布。 14時30分下山室蘭岳でもそうだったが、山ガールは快く受け取ってくれる。それだけ、トイレマナーについて気になっていることが感じとれた。
樽前山ヒュッテコース樽前山の登山口に立って、登りに行く登山者を対象に配りました。久々の好天で9時頃には満車になって、5合目ゲートは閉じられました。 多くの登山者がいたので30枚はあっという間に配り終えました。皆さん「ありがとうございます」とか「めっちゃ嬉しいです」とか言ってくれて快く受け取ってくれました。また機会があったらお手伝いしたいと思います。
空沼岳万計山荘7:30 登山口にのぼりを立てて出発。9:10~12:30 万計小屋前にてトイレマップ、マナー袋、カードを配布。小屋の作業日で大勢の方が薪運びや小屋周りの草刈りなどされていて、小屋にあった幟をお借りして小屋前に立てさせていただいた。続々と登山者が登ってきて配布。 13:30過ぎ 登山口着。登山者が結構多くて、配布物はカップルには1セットずつにしましたが、足りなかっ たです。それにしても若い方が多いです。若い女性の二人連れとか、5~6人の若者グループとか。中年層もカップルが目立ちました。場所柄か新鮮な反応が多かったです。小屋のトイレに「紙はできるだけ持ち帰って」という掲示があるので皆さん納得していただきやすかったと思います。
(坂本さんの感想)
今回登った空沼岳は、山小屋のトイレが充実しているし、山小屋と山頂の間の距離があまり遠くないので、トイレの問題はあまり深刻ではないと思った。しかし、大雪山など、空沼岳以外の山になるとトイレの問題は深刻になってくるので、今回のようなPRやトイレマップの配布で、登山をする前に前に山のトイレに関する認識を高めることが重要だと思った。
ニセコアンヌプリ山の家コース活動時間7時~11時40分。登山口にトイレデーの手作り掲示板を立てる。入山前の用足し、使用済みティッシュの持ち帰りなどトイレマナーを呼びかける。トイレマップについても説明。登山しながら配布するが途中で無くなる。登山道にはゴミも用を足した紙も皆無だった。登山者は思っていたより遅い時間からのスタートが多かった。8時以降に登山者が増えだした。ただ7時に下山した人もいるので、活動は7時頃からがよいと思う。もう少し、配布ツールを多く用意した方がよかった。
恵庭岳ポロピナイコース朝6時より旗を設置し、登山届箱の前に陣取り、山のトイレマナーを依頼する。預かった30枚は、8時半で完売。何れの方々も気持ち良く受け取ってくれ、マナー約束をしてもらえました。特に、マナー袋に入れたポケットテイシュが好評でした。ちなみに男性が19名・女性が11名です。その後,清掃登山をして、ペットボトルやタオル、ガラス瓶等の回収に努めました。結局、この日の登山者は45名でしたので、15名の空振りが残念でなりません。来年は多めに用意をしようと思います
目国内岳新見峠登山口私は沢からの目国内岳でお役に立てないなぁと思いながらもパンフを預かりました。案の定、朝、駐車場にとまっていた車のワイパーに挟んだのと下山時に会った3人、今回の同行者にしかお渡しできませんでした。 残りは来週行く沢の駐車場と所属山岳会で配布します。今回の目国内岳でも使用済みテッシュが有りました。見たくないし見せたくないですね。
南暑寒岳雨竜沼湿原コーストイレ痕やゴミは無かった登山者には好意的に話しを聞いてもらえた。女性の登山者から「携帯トイレを持っているが湿原の木道では隠れる場所がなくトイレブースを設置して欲しい。」という希望があった。下山後、南暑寒荘の管理人にその盲を伝えると「直接雨竜町に言ってほしい。私たちには関係がない」との発言あり。一人500円の入山料を徴収しているのにと残念な気持ちがした。
日高
エサオマントッタベツ岳6号堰堤登山口8日は山行けず、前半3連休に行こうと思いましたが、雨で中止。翌週の21日~22日ずれ込みました。皆さん、ご理解ある方ばかりでご丁寧にあいさつを交わしていただけました。この日意外と多くの登山者が居て、車も12~3台ありました。数台の車のワイパーにも挟まさせていただきました。
十勝
美瑛富士避難小屋白金温泉コース登山者は少なかった。トイレマップ配布のほか登山道補修の資材担ぎ揚げ実施。120cm角材8、鉄ピン30本 計76KG。避難小屋周辺のトイレ紙66箇所で回収美瑛富士への登山者は少なく2名の配布で終わる。資材担ぎ揚げの後、小屋周辺を清掃。66か所でトイレ紙を回収した。ここは這松の陰を使えるので携帯トイレの使用を是非お願いしたい。
十勝岳望岳台十勝岳避難小屋まで幟を背負って登って行き、 小屋周辺のトイレゴミや一般ゴミを拾いました。避難小屋隣の建物の西側にトイレの紙が多数見受けられ、植物や岩に貼り付いて取れないものがありました。観光客もここまで登ってくるようなので、登山者ではないかもしれませんが、辛抱強く活動を続けて行くことが必要だと思いました。幟を持って歩いていると、登山者の方から声を掛けてくださり、活動への賛同・労いの言葉を頂きました。個々の人々と接触し趣旨を伝えることが良い方法だと活動する度に実感します。トイレマップを広げた状態でラミネート加工して持参しましたが、内容に関心を持って受け取っていただけたように思います。これまでの地道な活動の成果かと思いますが、殆どの登山者が紙の持ち帰りを行っているとの嬉しい返答でした。ツールが30部では足りなかった。
黒岳層雲峡ロープウェイコースロープウェー前で幟を立て、登山に行く方達にマナーガイドとマナー袋を配布。黒岳頂上まで4人で高山植物のパトロールもしながら登りました。
大雪山御鉢平コース黒岳から御鉢平を幟を担いで、トイレマップを渡す。北鎮岳に着くごろにトイレマップ30枚が無くなる。今回の山行では、何人もの方々に声をかけていただきました。議論に なったり独り言になったり、少しずつでも山のトイレのことを考えてもらえたのなら、幟を立てて歩いた甲斐があるというものです。「使用済みの紙は持ち帰ろう」という件では、「紙を持ち帰れば後はよいの か?」ということになりそうですが、そうしてよいのはブツがしっかり腐る 1000m以下の落ち葉が積もるような林床で、25cmほど穴を掘り、ことが済んだら埋め戻し、後から来た人が同じ場所を掘ったりしないよう石など載せておきます。そういうこと全部を伝えることが必要だと… 。携帯トイレも最近は吸収シートが省かれて一回り小さくなりました。大雪山で は、身を隠すハイマツや岩陰がないところもあります。トイレブースがもう少し欲しい。裏旭野営地とか裾合平とかはどうでしょうか。
道東
雌阿寒岳
阿寒富士
オンネトー登山口天気の悪い日が続いており予報では久し振りの晴天。札幌から朝駆けで9時オンネトーコース登山口に着くと大勢の登山者にびっくり。マップ等を配布し協力依頼。阿寒富士を経て雌阿寒岳へ。生憎ガスの中で更に強風、交差する方々に配布しながら下山しました。
道北
天塩岳天塩岳ヒュッテコース14人で登山し、うち仲間5名程度が配布に協力してくれました。朝からあいにくの天気で入山者が少なく合計で15枚程度の配布でした。(同行者14名にも配布)大変有意義な登山ができました。また是非何かにお役に立てればと思います。
利尻山鴛泊コース
沓形コース
活動時間:5:00-17:45。登山口に会の幟を立て清掃登山を実施。ティッシュ痕26とゴミの回収。マナーカードの配布による登山者への啓蒙活動。トイレ痕の記録。参加者アンケートの実施。ティッシュ痕が少ないことに参加者一同驚く。携帯トイレの投げ捨ても発見されなかった。マナーカードは渡す側、渡される側とも好評、登山者に声をかけるよい機会に。


DUM