ここ数年、百名山ブーム等で人気のある山岳地への登山者の集中度が高まってい
ます。登山者が集中することによって様々な影響がでることが知られていますが、 その一つにトイレ問題があります。北海道の山でも、トイレがない野営地や山頂の 周辺などに使用後の紙が散乱し、用を足すために高山植物を踏み付けた跡が広がっ ています。水源の汚染および高山植物の生息環境も心配です。 山のトイレ問題は、予算措置を含めて公的機関の対応なしには一朝一夕に解決で きるものではありません。管理を行う行政機関、日常的にかかわりのある地元関係 者、そして排泄をする当事者である登山者による幅広い論議が必要です。 登山者自身も、自分自身の行為が山に与えるインパクトについて知り、行動する 必要があります。登山の前には用を足し、山中でもできるだけトイレのあるところ で用を足しましょう。また、使用済みの紙は分別し、持ち帰りましょう。携帯トイ レによる糞尿の持ち帰りも試してみましょう。 「山のトイレを考える会」は、美しい北海道の山をいつまでも楽しみたい、その ためにできることから、やっていこうという単純明快な有志の集まりです。私たち とともに、山のトイレ問題の解決に向けて考え、そして、行動しましょう。この趣旨 に賛同される方々の参加をお待ちします。私たちのメッセージを周りの方々へ呼 び掛けて下さい。
問い合わせ 山のトイレを考える会事務局
〒060-0042 札幌市中央区大通西11丁目4-27 ダンケ大通ビル アースウィンド内 Tel 011-207-8080(10:00~18:00) Fax 011-207-8081 E-mail yokosuka@rose.ocn.ne.jp
趣旨に賛同していただける方から活動費(通信費や印刷代等)として、
一口 500円の賛助金を受け付けています。
郵便為替「山のトイレを考える会」 02720-6-9768
多くの方々のご協力とご理解をお願い申し上げます
|