2011利尻山、ニペソツ山、トムラウシ山のトイレ調査

                    報告:風の便り工房  佐藤文彦


              
 佐藤文彦さんが2011年7月~8月にかけ利尻山、ニペソツ山、トムラウシ山のトイレ状況を調査してきましたので、その報告をHPに掲載させていただきました。
 佐藤さん、ありがとうございました(山のトイレを考える会)


              
○7月2日 利尻山

 登山道整備が始まると利尻町の整備担当者が言っておられましたので、その関係かトイレブースの中に資材や道具などが内部に収納されているのが多少気になりました。

6.5合目のトイレブースきれいなのだが、後部に道路整備用の道具あり

避難小屋の便座、後部に資材らしきものあり


○7月21日 ニペソツ山

 快適そのものといったブースですが、私は未だ利用の機会がありません。周囲もゴミひとつ無く、この日40人近くの登山者が登った山とは思えませんでした。
 ただ、登山口にあるトイレ横の携帯トイレ回収ボックスに施錠がされており、解錠するナンバーが他の所に書いてあるというシステムは少し使いずらい気がしました。

ニペソツ山のブースは天井が無いせいか資材らしきものは包装して外部にあり

携帯トイレ回収ボックスは、施錠してあり使いずらい


○8月12日 トムラウシ山

 トムラウシ山の短縮路登山口のバイオトイレは、でっかいソーラーパネルが屋根を覆っているので、電源には不足は無いようです。オガクズの健康状態も極めてよいように感じてきました。少々きつめの注意書きも効果ありといった感じでした。

少々きついような気もするが、トイレ内は清潔だった

張紙のせいか内部は清潔