2015黒岳バイオトイレ・オガクズ交換作業

(調査日:2015.7.16)

                    報告:風の便り工房  佐藤文彦


              
(写真1)最初は便槽内部を処理した袋が破れないように、二重にする。
(写真2)その二重になった袋を動かないように便槽の端に洗濯干しの大型クリップで取り付ける。これで一人で汲んで袋内部に入れる事が出来る。
(写真3)便槽内部の処理、オガクズ汲み取り中。
(写真4)便槽内部の処理中は、汲み取りしやすいように自転車の攪拌機をゆっくり回す。これで内部の取り残しを少なくする事が出来る。

(写真1)ビニール袋を二重にする
(写真2)袋を便槽に大型クリップで止める

(写真3)オガクズをショベルで便槽から汲む
(写真4)もう一人は便槽の撹拌をする

(写真5)汲み取り中の合間に石灰を何度か入れて、中和させる。発酵と防臭に効果があるようだ。
(写真6)汲み取ったブツは最初の袋を内容物が出てこないように固く縛る。
(写真7)いったん外に出し、結束バンドで二番目の袋を固く締めつける。
(写真8)重量、日付け、ルームナンバー等のメモ書き。ヘリによる最終日の搬送資料。

(写真5)汲み取ったオガクズに石灰を入れる
(写真6)1枚目の袋の口を縛る

(写真7)外袋の口を結束バンドで縛る
(写真8)一袋ずつ記録をとる

(写真9)バンドで締め付けた後は、重量を測る。大体15kg前後になる。最後のヘリによる搬送日の積載基準を決めるための重要な業務。
(写真10)内容物の袋にどの部屋からくみ出したのか、袋自体に記録する。
(写真11)計測した袋の番号と重量をメモしておく。
(写真12)記録作業その他が終了した袋は一輪車にてトイレ裏側に集積される。

(写真9)重量を測る
(写真10)どのブースから汲み出したか記録

(写真11)計測した袋の番号と重量を記録
(写真12)オカクズをトイレ裏に運ぶ

(写真13)トイレ裏側の集積場。トイレ締めの時ここからキャンプ場まで運び、ヘリにより搬送する作業で今シーズンのトイレの業務終了。
(写真14)作業中も利用者がいるので、必ず一部屋は空けておく。
(写真15)便槽内部処理が終わると内部に石灰を散布して消毒する。効果はともかくなんかすっきりする。
(写真16)汲み取り作業が終了すると、石灰を散布し、新しいオガクズを便槽に入れて作業終了。

(写真13)トイレ裏の集積場
(写真14)登山者のために1室開けておく

(写真15)空になった便槽に石灰で消毒
(写真16)新しいオガクズを投入

(写真17)入れ替え用のオガクズはトイレの天井裏にギッシリと積まれている。これで秋のトイレ締めまで持たせるのだ。
(写真18)オガクズ投入後、清掃も終了。今回の黒岳トイレ清掃は無事終了です。ご苦労様でした。
(写真19)外は快晴。後ろの白装束が何やら怪しく見える
(写真20)番外編  サリンへの予防か、完全武装の人もいる。

(写真17)天井裏にオガクズが保管されている
(写真18)清掃作業終了

(写真19)多くの登山者が作業を見学
(写真20)完全武装、お疲れ様