幌尻岳ヌカビラ登山口仮設トイレ再設置

 実施日:2007年10月21日   報告:日高山脈ファンクラブ 高橋 健


 2007年は平取町山岳会の支援があり仮設トイレを6月24日に再設置しました。
 さらに10月21日には仮設トイレに落雪防止の屋根を当会理事で幌尻山荘管理人の稲垣氏とその義弟の大工さんの全面的な協力により作り上げました。屋根設置により雪害の心配がなくなり恒久的な設置に向けた第1歩となりました。
 しかし恒久的な設置に向けては経費の確保が必要です。林野庁と3ヵ年の貸付契約を締結いたしましたが、土地使用料が年間3千円かかります。さらに汲み取り手数料が高額(5万円+汲み取り料)です。
 近年の年間登山者が3,000人程度であることから、1人当たり20円の利用料がいただければ運営が可能となります。ただし登山口近くに人家がなく、車上荒らしが横行していることから、よほど頑丈な募金箱を設置しないといけません。また登山者のうち本州からの登山者が7~8割を占め、さらにツアー客が多いことから旅行会社への協力周知が必要です。

幌尻岳ヌカビラ登山口の
仮設トイレに雪害防止の屋根をつける

登山口の駐車場にある仮設トイレ

雪害防止の屋根をボランティアで造る。これで安心して冬を過ごせる